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Channel: 夜行バスと鉄道をこよなく愛する「乗りバス&乗り鉄」ブログ
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エアーニッポン、消滅へ・・・・・

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こんにちは。ひろしプロジェクトです。


久しぶりの飛行機の話題になりますが・・・・・

37年の歴史を持つエアーニッポンが消滅します。


昨日のYahooニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが、全日空(ANA)の100%出資子会社で、主に国内線でナローボディジェット旅客機を運航しているエアーニッポン株式会社が、来年2012年4月1日付で親会社の全日空に吸収合併されることになりました。

エアーニッポン B737-800


(以下ANA公式HPより)


当社と当社の連結子会社であるエアーニッポン株式会社の
合併契約締結(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ

当社とエアーニッポン株式会社(以下、「ANK」という)は、平成23年11月25日開催の取締役会決議に基づき、下記のとおり合併することとし、合併契約を締結しましたので、お知らせいたします。
なお、本合併は当社100%子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容の一部を省略して開示しております。



1.合併の目的

首都圏空港容量のさらなる拡大と航空自由化の進展により、過去にないスピードと大きさで変化する環境の中、当社グループは「2011-12年度ANAグループ経営戦略」に則り、グループ運営体制の見直しに取り組んでおります。
このたび「経営資源の最大活用による経営効率の向上」を図るべく、当社はANKと合併し、これにより、当社及びANK両社の経営資源を最大活用し、今後の事業規模の拡大及び事業環境の変動に、安定的かつ柔軟に対応できる生産体制を構築してまいります。加えて、両社で重複する業務や機能などを集約し、更なる効率化も進めてまいります。
当社グループは、新たなグループ運営体制を基に、「アジアを代表する航空企業グループを目指す」という経営ビジョン達成に向け、更なる成長を図ってまいります。


2.合併の要旨

(1)合併の日程

当社及びANKでの取締役会決議日 平成23年11月25日
合併契約締結日 平成23年11月25日
合併予定日(効力発生日) 平成24年4月1日(予定)
※本合併は、当社においては会社法第796条第3項に規定する簡易合併であり、ANKにおいては会社法第784条第1項に規定する略式合併であるため、それぞれ合併契約承認株主総会は開催いたしません。
※本合併は、関係官庁の承認を前提としています。

(2)合併の方式
当社を存続会社とする吸収合併方式で、ANKは解散します。

(3)合併に係る割当ての内容
ANKは、当社100%子会社であるため、合併による新株式の発行及び資本金の増加ならびに合併交付金の支払いはありません。

(4)合併に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
消滅会社であるANKは、新株予約権及び新株予約権付社債を発行していません。

(以下略)


エアーニッポンは今から37年前の1974年、「日本近距離航空」として設立され、札幌丘珠-稚内-利尻、新潟-佐渡線で運航を開始しました。
その後、全日空が運航していた各地のローカル線を次々と引き受けて路線を拡大、1987年には社名を現行の「エアーニッポン」に変更します。
1994年12月には初の国際線の運航(福岡-台北線)を就航、その後も全日空の地方路線を引き受ける形で路線を拡大していきますが、昨今の航空業界の競争激化による競争力強化や、ANAグループの運営体制見直し(7社体勢から3社体勢)などの理由から、今回の吸収合併という形になったものと思われます。

私個人的には、かつて搭乗したB737-500「スーパードルフィン」や、現在は「AIR DO」に移籍したB737-400「アイランドドルフィン」が印象に残っていますね。
エンジンに描かれていた「イルカ」のイラストが愛らしくて好きだったのですが・・・・・。
環境の激変が影響しているとはいえ、また一つ航空会社がなくなるのは、ファンにとっては残念でしょうね。

来年は日本にもLCC(ローコストキャリア)航空会社が登場、航空機VS航空機のみならず、航空機VS新幹線・高速バスといった交通機関間の競争が、今まで以上に激化することが予想されます。
ANAグループも2社のLCC会社「ピーチ・アビエーション」「エアアジア・ジャパン」を設立しています。
これまでのANAグループのノウハウを十分に生かして、より利用者に喜ばれるサービスを提供してもらいたいものです。

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