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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
いや~、参りました。
私が個人で運営しているこちらのサイト
夜行バス情報ポータルサイト「The Night Express Bus」のデータが一昨日の晩に突然飛んでしまいまして、大半のコンテンツが表示されなくなってしまいました。
恐らく、サーバ内のデータベースが壊れたことのよるものではないかと思いますが・・・・・。
で、一昨日の夜から徹夜で復旧を試みたところ、昨晩の時点で5割方復旧しましたが、主要乗り場を表示するための地図データが全部飛んでしまいまして、これから数日かけて復旧作業しなければなりません。
いつもご覧頂いている方にはご迷惑をお掛けしていることを深くお詫び申し上げます。
何とか週末までには完全復旧させたいと思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。
さて、今日は新路線の話題を。
いや~、これには寝耳に水状態で驚きました。
みちのりホールディングスの一員である岩手県北自動車(本社:盛岡市)と、富士急行グループのフジエクスプレス(本社:東京都)が、東京と岩手県久慈市とを結ぶ夜行高速バス「岩手きずな号」を3月22日に運行を始めると発表しました。
まさか、東京と岩手県北部とを結ぶ夜行高速バスが開設されようとは・・・・・。
以下、公式リリースより。
(ここから)
岩手県北自動車及びフジエクスプレス㈱(取締役社長上原 厚、東京都港区、富士急行㈱100%子会社)は、岩手県久慈市から、同九戸村、二戸市、八幡平市、盛岡市を経由して東京都内を結ぶ新たな高速夜行バス(乗合バス)「岩手きずな号」の運行を今月(3月)22日から開始することと致しましたので、お知らせいたします。
なお、本路線の予約受付開始は、3月上旬からとなります。
本路線は、岩手県北部と東京都内を結ぶ初の高速夜行バスとなります。本路線については久慈市からの要望に応じて開設するものであり、本路線の運行によって久慈市を含む岩手県北部地域の住民が東京方面へ公共交通で直接移動できるようになり、地域住民の利便性向上が実現します。
また、東日本大震災の被災地でもある久慈市と東京を直接結ぶ交通機関として、首都圏から多くの方々に被災地を含む岩手県北部地域に足を運んで戴くことにより、交流人口創出を通した震災復興や観光産業振興へも寄与していきたいと考えております。従いまして、当社としては、本路線を利用した当地域における震災学習や震災を乗り越えて復興に向かう取組みなどを学ぶツアーも首都圏向けに企画していく予定です。その他にも、今年4月スタートのNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」は久慈市が舞台ということもあり、観光面での交流人口拡大への貢献も期待しております。
さらに、本路線おいては、昨年7月よりスタートした新たな高速バス運賃制度の下で、柔軟な運賃設定を予定しております。従来は定額であったバス運賃を一定の幅の間で変動させることが出来るという新たな「幅運賃(はばうんちん)制」を適用し、乗車する時期の繁忙・閑散の具合や予約する時期によって、従来よりもお得な運賃を設定するなど、お客様のニーズにきめ細かに応えていく所存です。
本路線は安全管理に定評のある乗合バス事業者が運行するものであり、従来の路線バスの運行と同様に乗務員の安全教育や適切な労働条件の設定を通じた安全性の確保に取り組んでおります。
加えて車内外のサービスやさまざまな特典等も今後設定し、より多くの皆さまにご利用いただけるよう努力してまいります。
(ここまで)
この文面からも分かる通り、岩手県久慈市側からの要望で企画・運行することになった点と、この路線を通じて震災復興に一役買おうという運行会社の考えがあるのでしょうね。
で、私自身、実はこの路線について3点ポイントがあるのでは?と考えています。
1つ目は、岩手県北自動車が共同運行会社に、富士急行グループの「フジエクスプレス」をパートナーとして選んだ点です。
岩手県北自動車は現在、羽田京急バスと共同で東京~盛岡南・宮古・山田線「ビーム・1号」を運行しています。
今までの業界の流れからすると、京急側に話を持ちかけるのでしょうが、何故「フジエクスプレス」なのか・・・・・
色々と想像できますねww。
一方で富士急行グループとしては、初の東北方面定期高速バスの運行となるわけで、こちらについても注目したいですね。
2つ目は、運行経路です。
今回の「岩手きずな号」、岩手県北部に直行するのではなく、盛岡駅西口・八幡平・二戸・九戸を経由します。
高速ツアーバスを意識していると同時に、「ビーム・1号」の補完的役割も考えているのでしょうね。
そして3点目は、新高速バス制度の「幅運賃」をフルに活用した運賃設定です。
東京~久慈間で片道6,000円~8,500円となっていますが、曜日別運賃を採用している路線が増えている中、この「岩手きずな号」では予約のタイミングで運賃が変動するという、LCCに似たの運賃体系を採用するようです。
ネット予約システムは発車オーライネットを採用していますが、どの様なロジックで運賃を決めているのか・・・・・ここにも注目したいですね。
因みに車両は4列シート40人乗りのトイレ付き車両が充てられます。
格安便と同様の設備ですが、毛布・スリッパの車内サービスがあります。
更に岩手県北自動車便については、専用のラッピングが施された専用車両を投入する予定だとのことで、この専用車両についても注目したいですね。
色々と書きましたが、東京~東北間の夜行高速路線バスが新設されるのは久しぶりなのではないでしょうかぁ。
岩手県北地域の震災復興の足として立派に機能することを切に願いたいですね。
尚、夜行高速バス「岩手きずな号」について詳しくはこちらにて確認をお願い致します。