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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
阪急バスグループが絡む夜行高速バス改廃の動きが止まりません。
4月16日付けの記事で、大阪・神戸~長崎線「ロマン長崎号」の廃止 をお伝えしましたが、今度はサンデン交通の大阪・神戸~山口・下関間夜行高速バス「ふくふく号」(大阪線) が、2013年6月末日をもって廃止されることになりました。
「ふくふく号」(大阪線)は、今から24年前の1989年7月26日に、阪急バスとサンデン交通が共同で運行を開始しました。
開業当初は、大阪梅田を発着することもあって、それなりの利用客数を誇る路線でした。
翌年(1990年)には、MBS系テレビ「地球初19時」という番組にも登場。
「カルスト号」(近鉄バス・防長交通)の運行開始までを追いかけるドキュメントの中で、「カルスト号」を迎え撃つ路線として紹介されたこともあります。
暫くは堅調に推移しますが、1990年後半から次第に状況は変化します。
2000年には阪急バスが運行から撤退、サンデン交通の単独運行に切り替わります。
2005年には神戸三宮への乗り入れも開始し、新たなる需要獲得に努めますが、ここ数年来の他交通機関(主に新幹線)の利便性向上で利用客減少⇒採算悪化・・・・・ということになったのでしょうかぁ。
今回の「ふくふく号」(大阪線)の廃止で、サンデン交通は夜行高速バスの運行から完全撤退することになります。
かつては超長距離バスの3本の指に入っていた「ふくふく東京号」(JRバス関東⇒中国JRバスとの共同運行)も運行していたのですが・・・・・これも時代の流れなのでしょうか。
ともあれ、また一つ夜行高速路線バスが消えていきます。
新高速バス移行に向けて、この様な流れは今後更に続くかもしれませんね。
「ふくふく号」(大阪線)には、大昔に大阪梅田から宇部中央までの区間を利用したことがあります。
写真は、その時に乗車した阪急バスの「ふくふく号」(三菱P-MS729S 西工58MC SD-Ⅱ)です。
写真を見る度に懐かしさが込み上げてきます。