応援して頂けると嬉しいです。
↓ ↓ ↓ ↓
こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
写真のバスは、西鉄高速バス(本社:福岡市)が所有する昼行高速路線用車両、3913号車(三菱KL-MS86MP 西工02MC SD-Ⅰ)です。
同社福岡支社所属の車両で、福岡~鹿児島線「桜島号」昼行便で活躍しています。
この車両がデビューしたのは2004年。昼行高速用のSD-Ⅰ型としてはこの年の車両が最後の車両で、日産ディーゼルシャーシの車両と平行導入されました。
また、02MC型としては最初で最後の導入であり、更に三菱シャーシの「02MC SD-Ⅰ」としては、僚車の3912号車と合わせても2台しか導入されていない、ある意味希少価値がある車両ともいえましょう。
元々は西鉄本体の所属でしたが、2011年の福岡~宮崎線「フェニックス号」のリニューアルに伴い、子会社の西鉄高速バスへ移籍します。
しかし1年も経たないうちに西鉄本体所属に返り咲き、「桜島号」昼行便や延岡線「ごかせ号」に充てられていましたが、2013年4月の宮崎線・鹿児島線両路線が西鉄高速バスへ移管されたことから、再度西鉄高速バスへ移籍、現在に至っています。
外観は交通バリアフリー法の関係で側面と後部に方向幕が追加されていること以外は、これまでのSD-1とほぼ同様のスタイル・塗色を踏襲しています。
一方で車内は2+1配列の3列シート29人乗りの昼行高速バス標準仕様となっています。
シートは天竜工業製のものを採用、シート地は緑をベースにした柄を採用しています。
勿論、車内中央部にはトイレとサービスコーナー(現在は閉鎖)を設置している他、各座席にはマルチステレオコントローラを完備、DVD・ラジオ放送のサービスが行われています。
所要時間が約4時間程かかる路線ではありますが、途中休憩も設定されていることから、道中快適に移動することが出来ます。
私自身、「桜島号」や「フェニックス号」にはこれまで何度も乗車していますが、実は三菱シャーシのこのタイプの車両には恥ずかしながら一度も乗車したことがないんですよね~。
2台しか在籍していないということもあるのでしょうが、運が悪いのかなかなか巡り合うことが出来ません。
果たして、私がこの車両に乗車できる日は来るのか・・・・廃車になる前に一度は乗車しておきたいものです。