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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
またまた間が空いてしまいましたが、九州遠征の続きになります。
前回は伊予鉄道の夜行路線バス「道後エクスプレスふくおか号」で福岡入りしたところまでお伝えしました。
(前回の記事はこちら でご確認をお願い致します。)
ここからは、今回の遠征のメインでもある、JR九州の観光特急列車
「A列車で行こう」
に乗車するために、熊本と三角(みすみ)へ向かいます。
まず最初に乗車したのはこちら↓。
JR九州が誇る800系新幹線車両「つばめ」です。
この車両、現在のところ九州島内のみの運用となっていますが、山陽新幹線への乗り入れも可能とか。
但し、山陽新幹線区間での最高速度は、ATCの関係で230kmとなっています。
因みに800系の九州島内の最高速度は260kmです。
車内はこんな感じ。
既ににお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私が乗車したこの車両、実は内壁の一部に金箔が使用された増備車両でした。
九州新幹線といえば、今やN700系の方が有名になってしまいましたが、私的にはJR九州所有の800系の方が好きですね。
何しろN700系では味わえない雰囲気と豪華さが普通料金で味うことができるのですから。
定刻の8時40分に博多駅を出発した「つばめ335号」は、新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田、新玉名と各駅に停車し、9時31分に熊本駅に到着。
熊本駅で三角線に乗り換えます。
三角線発着ホームでは、この日から運行を開始する「A列車で行こう」の出発式のリハーサルが行われていました。
本当は初列車の「A列車で行こう1号」に乗車したかったのですが、指定券の入手が上手くいかずに断念。
ですが、運良く折り返しの「A列車で行こう2号」の指定券を入手することが出来たので、お目当ての列車は後のお楽しみにするとして、まずは三角駅へ先回りすることにしました。
乗車したのは、三角線仕様の200系気動車。
2両編成のワンマン仕様です。
車内は3連休の初日に加えて、私と同じ「A列車で行こう」を三角駅で見学しようとする人でほぼ満席状態。
ですが、車窓は素晴らしく、加えて晴天ということもあって、僅かな時間でしたが心が休まりました。
約1時間程で三角駅に到着です。
「A列車で行こう」運行開始に合わせてリニューアルされました。
三角駅近辺を散策し駅舎に戻ったところで、満席の乗客を乗せた「A列車で行こう1号」が入線してきます。
この列車が折り返し熊本行き「A列車で行こう2号」になります。
6分の折り返し時間も過ぎ、11時20分、列車は三角駅を出発します。
車内はこんな感じです。
「水戸岡テイスト」満載の車内になっております。
ベースとなっている車両は、別府~熊本~人吉間で運行されている「九州横断特急」なのですが、あの赤い車両がここまで変わるとは・・・・・驚きです。
雰囲気的には、かつて熊本~阿蘇・宮地間にて運行していた「ASO1962」に似ているのかなぁとも思いました。
それにしても、三角線からの車窓って、心が休まりますね。
気に入りました。
そうこうしているうちに列車はあっという間に熊本駅に到着です。
僅か40分程の観光特急の旅でした。
ということで、今回の九州遠征のメイン「A列車で行こう」の旅は無事に幕を閉じたのですが、最後に感想を。
この「A列車で行こう」という列車、今までの観光特急のコンセプトとは若干違うのでは?と感じました。
どちらかというと、”天草へのアクセス特急”の意味合いが強いようです。
バーカウンター・セミコンパートメントといった大人向けの設備や、ジャズの案内放送などの面白い試みは嬉しいところなのですが、運行する路線・距離・所要時間を考えると、「特急」で運行するよりは、かつて運行していた「ASO1962」の様な運行形態(普通運賃+指定席料金)にした方が良かったのでは?と思います。
指定席特急券込みで熊本~三角間1,820円は少々高い気がします。
運賃+指定席料金500円~700円の設定であれば、もう少し利用が増えるのではないかと。
今のところそれなりの利用はあるようですが、今後更に利用が増えていくのかどうかも含めて、この「A列車で行こう」にも注目していきたいですね。