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Channel: 夜行バスと鉄道をこよなく愛する「乗りバス&乗り鉄」ブログ
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中国バス「ドリームスリーパー」~国内最高峰の夜行路線バス~ 運行開始へ

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こんにちは。ひろしプロジェクトです。

いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。


まず、最初にお断りしておきますが、またもや今日のブログは写真無しです!!

楽しみにしていた方、本当に申し訳ありません。

ただ、今回はまだ運行開始前の情報をお届けするということもありますので、その辺はご了承願えればと思います。


本題に入る前に、前回の記事で書かせていただいた「会費制都市間バス」についてですが、私が時々チェックしている交通労連ブログの記事の中に、この様なものが掲載されていました。


→ NO.517「会員制バスの問題」(交通労連 軌道バス部会 ブログ)


読んで頂けると分かるかと思いますが、国土交通省が新高速バスへ移行すべく指導していく旨の内容が書かれています。

当然といえば当然ですが、とはいえ、旅行業の登録をしてない団体がツアーバスもどきの事業をやっていること自体、私としては看過できないというか、見逃すことが出来ないんですよね。

どう考えても、現状の「会費制都市間バス」(会員制バス)は、旅行業違反に該当するのでは?と思います。

最もこの辺は国土交通省及び観光庁に是非とも動いてもらいたいところですが、もしどうしても事業を継続したいのであれば、きちんとした手続きを取って高速ツアーバス→新高速バス制度への移行をすべきだと私は考えます。


ちょっと長くなりましたが、今日の本題へ。

既にtwitter等でお祭り状態(?)になっていますが、広島県福山市に本社を置く中国バス株式会社が、今月末(8/29広島発)より広島・福山~町田・横浜間で運行を開始する豪華夜行路線バスの発表会を行いました。

その名前は・・・・・「DREAM SLEEPER」(ドリームスリーパー)

まずはこちらの特設サイトをご覧あれww。


→ 「DREAM SLEEPER」(ドリームスリーパー) 中国バス特設サイト


位置付けとしては、同区間にて運行している「メイプルハーバー」の豪華版になります。

サイトをご覧になられた方は、斬新なデザインと豪華装備に驚かれたのではないでしょうか。


ここで、簡単に「DREAM SLEEPER」(ドリームスリーパー)の特長を簡単にご紹介すると・・・・・


【「DREAM SLEEPER」(ドリームスリーパー)の特長】


航空機のファーストクラス並みのプライベート空間

座席はプライベート空間を保てる様に、14席限定の2列独立シートを採用。

1人あたりの占有空間は、4列シート車の約3倍、3列シート車の約2.5倍を誇ります。

しかも、「ゼログラビティシート」(4席)、「エグゼクティブシート」(10席)の2クラス制を採用。

お好みに合わせてシートのクラスを選べられます。

特に「ゼログラビティシート」は、リクライニング、チルト、レッグレストをフルに活用することで、浮遊感を感じながら深眠出来るという、大変珍しいシートです。

更に各座席は木目調パーティション、カーテンで仕切られていてプライバシーも確保。自分の部屋のようにゆったりとくつろぐことが出来ます。


充実した車内設備

各座席には、桜色を発色する特殊LED、アロマ発生器、イオン発生器、4chマルチステレオ、電源コンセント&USBコンセント、カーペット敷きといった充実した設備を装備している他、「ゼログラビティシート」利用者にはアメニティグッズも付いてきます。(「エグゼグティブシート」利用者は有料。)


女性にも安心、パウダールームを装備

車内後方左側にはトイレを、右側にはパウダールームを装備。

化粧直しにも使えるので、長時間のバス旅行もこれで安心ですね。


・・・・・となっております。


これまで、全席個室仕様の夜行バスは、高速ツアーバスで例がありますが(海部観光 東京~徳島・阿南線「マイフローラ」)、高速路線バスで全席個室仕様を採用したのは、この「DREAM SLEEPER」(ドリームスリーパー)が日本初となります。

もっとも、今回実現できた最大の要因は、昨今のニーズの高まりと車両価格ですね。

公式サイトをご覧いただいた方は分かるかと思いますが、ベース車両が国産製ではなく、韓国のヒュンダイ製「ユニバース」という車両を採用しています。

円高ということもあるのでしょうが、導入費用が2台で約1億とか。

これが国産製であれば、この倍はするでしょうね。


ただ、何点か気になる点がありまして・・・・・

1点目は、各座席の占有面積について。

今回、2列14席というシート配列を採用していますが、後部にトイレ&パウダールームに乗務員仮眠室が設けられているため、実際のシートピッチは、9列配列の高速バスとほぼ同じになります。

これって、実は意外と広くないのでは?と思いますね。

2点目は、やはりヒュンダイ「ユニバース」の乗り心地。

とかく「ユニバース」の乗り心地って、あまりいい話を聞かないんですよね。

年々改良はされているようですが・・・・・。

そして3点目は、グレード毎の料金設定について。

今回、「ゼログラビティシート」(4席)、「エグゼクティブシート」(10席)で2,000円の差をつけていますが、この2,000円の差ってどうなのかな?と。

シートが若干良いのとアメニティグッズの有無で2,000円の差ですか・・・・

これは評価が分かれるところですね。


以上、色々と書きましたが、今回の中国バスひいては両備グループの挑戦は高く評価したいですね。

今後登場する高速路線バスの車両に一石を投じることは間違いないでしょう。

今回は町田・横浜線への投入ですが、もしこの企画が成功すれば、他の両備グループの夜行路線への展開ということも小嶋社長は考えておられるのではないでしょうか?

もしかすると、今冬あたりに「DREAM SLEEPER」の「エトワールセト」Verが登場したりして???(半ば願望ですがww)


いずれにしろ、これは近いうちに乗りに行かなければと考えています。

現在遠征に関する計画を練っていますので、決まり次第、このブログでご報告します。

どうかご期待下さい。


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